デイサービスのレクについて

通所介護サービスで欠かせないレクリエーション業務の話

季節ごとのレクリエーションアイディア

 デイサービスでは、季節感を活かしたレクリエーションが利用者の心を豊かにします。季節ごとのアクティビティは、楽しみながらコミュニケーションを深め、利用者の笑顔を引き出す重要な要素です。春は花が咲き誇り、自然が目覚める季節。デイサービスでは、園芸活動や花を使った手作りアートなどもおすすめです。利用者と一緒に花を植え、季節の美しさを感じながら、共同作業でコミュニケーションを図るのも良いですよ。

 

 初夏は、屋外で過ごすことが気持ちいい季節です。デイサービスでは、庭や公園でのピクニックも良いアイディアです。利用者と一緒にお弁当を作り、自然の中で食べる楽しさや日差しを感じることで、和やかな雰囲気が広がります。

 

 秋は、色鮮やかな落ち葉が楽しめる季節です。デイサービスでは、落ち葉を使ったアート活動が利用者にとって良い刺激になります。落ち葉拾いや、それを使った絵画や工作を通じて、秋の自然と触れ合いながらアートの楽しさを味わいましょう。

 

 冬は寒さが厳しい季節なので、デイサービスでは温かい飲み物や手作りのおやつ作りがぴったりです。利用者と一緒にシンプルで美味しいレシピを試し、その後はおしゃべりを楽しんだり、温かなひと時を共有しましょう。

 

 季節ごとの特色を活かしたレクリエーションは、ほかにもいろいろあります。デイサービスでは、地域の季節のイベントにも参加することで、外部とのつながりを感じながら楽しい時間を過ごすことができます。このようにさまざまなアイディアをデイサービスでの季節ごとのレクリエーションに活かすことで、利用者とスタッフが心地よい時間を共有できるでしょう。

通所型施設のレクリエーションについて

 デイサービスの仕事は日中の業務となり、夜勤は基本的にありません。自宅に住んでいる利用者を車で迎えに行き、施設で食事や入浴、機能訓練を行う他、レクリエーションやイベントなどの楽しい時間を共有し、最後に自宅まで送り届けるというのが一日の流れになります。

 

 また、施設によっては入浴介助や外出、宿泊を含むこともありますが、仕事で大きく時間を割くのは送迎業務とレクリエーション業務です。レクリエーション業務は、つい自宅にこもりがちになったり、社会と距離を取ったりしがちな高齢者に元気になってもらうための大事な要素です。ポピュラーなレクリエーションは、折り紙や塗り絵など手を使った遊びと風船ゲームやラジオ体操のような体を使った遊びになります。庭付きの戸建住宅等を利用している施設の場合は、園芸や料理をレクリエーションに取り入れているところもありますし、大規模な施設では外部の高齢者と交流会を行うケースもあるようです。利用者の中には、週に何度も通う方もいるため、毎日同じレクリエーションでは飽きられてしまいます。ですから、いかに様々な案を出してたのしんでもらうのかがポイントになります。

 

 レクリエーション業務は、人に喜んでもらうことが好きだったり、いろいろなアイデアを考えるのが好きな人にはとてもやりがいを感じられる仕事といえます。大掛かりな趣味でなくても、先述したような折り紙や塗り絵などの趣味を持つ人もその趣味を活かせるので、自信を持って取り組めます。いずれにしても高齢者のことを第一に考えて、高齢者一人ひとりが楽しめるレクリエーションを考えて実行することで、ホスピタリティ精神を磨くことができます。

 

 企画する職員は施設によって異なりますが、各自でアイデアを出して、順に実施することが多いようです。レクリエーション業務は、送迎業務に次いで負担の大きい仕事ですが、利用者の満足度を高められるので、やりがいを感じて働けるでしょう。通所型の介護施設について語っているサイトには、より詳しい業務内容の紹介や適性について触れているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

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